大安吉日の今日、20人の招待者をお招きして、盛大にサッサカウンターのお披露目式を行いました。
例年、近隣野山に自生しているクマザサを収穫、選別、調整し笹団子の包材や野草酵素などの原料として出荷しています。
ここ数年、農業者:笹を採取する人たちの高齢化、リタイアで採取者の数が激減し、笹の供給が需要に追い付かないという状況が顕著化していることで、昨年来、笹取扱業者からの注文が殺到していますが「選別・調整」の人員不足がネックとなり、なかなか対応できないのが現状でした。
そこで笹の枚数を数える器械を作ろうと昨年9月に思い立ち、10月、新潟市にある『真柄福祉財団』の助成事業に応募し、経費の相当部分をいただけることになり、その後僅か1か月半の昨年12月25日に器械は完成しました。
しかし、上手く作動するかどうかは実際の笹を使ってみなければ分からないので、先週6月10日に今年の初物の笹で試運転したところ様々な課題が見つかり、これまで色々と試行錯誤しながらお披露目式の当日を迎えました。まだまだ改善の余地は沢山ありますが、どうにか一人の人員配置で稼働するまでになり一寸ホットしています。
農林水産省北陸農政局新潟県拠点、JAえちご中越、一之貝区長はじめ関係業者の方々、そして器械作製に携わった市内の広井工機の社長、設計者の長岡技科大の留学生OBのインド人 シャランさん、ヤマグチ機械の社長はじめ20名の方々から臨席して貰いお披露目となりました。
日本で唯一の器械、様々なアイデアが詰まった器械です。まだまだ改良の余地は沢山ありますが、笹採取の真っ盛りのこの時季、効率駅に作業が進められるよう更に試行錯誤しながら「UNEスタッフ」の一員としてサッサカウンターが活躍してくれること楽しみにしています。
興味のある方は来月中旬までは稼働していますので是非、お気軽に見に来てください。

