夏期農協座談会(合併協議)

 恒例のJAの地元座談会が夕方荷頃センターで開催されました。コロナ禍の影響もあり通常に比べ半分ほどの参加者でした。

今回のテーマはながおか、南蒲、さんとう、そして柏崎の4つの農協の合併協議が中心でした。既に私の口癖になりましたが「40年前の農家戸数が500万だったのが今は100万を切ってしまったのだから農政も農協も変わらなければならない」と言っていますが?

 今回は、合併による組織改革を目指しているようですが、合併当初は役員の削減、管理部門の統一により経費支出が抑えられるので財政状況は好転するかと思いますが、いざ合併となると農協毎の賃金格差の課題、これまでの独自で実施していた事業の見直し等、職員、組合員にとってはマイナスのイメージがあります。

 先ずはそれぞれの農協で、それぞれの農協の理念、目的をしっかりと組合員、農協職員も交えて見直さなければならないかと思いますが?

 今回の説明の冒頭は、経営管理委員(理事)、そして総代(議員)の数の割り当てなどがいの一番のテーマに一寸違和感を感じました。

 兎角組織が肥大化すると設立当初の理念、目的が忘れ去られてしまい組織を維持継続することが目的化されてしまう帰来があります。

 誰の為の農協か?日本農業をどうするのか?少子高齢化に伴い、政治や行政サービスが届かない農村サービスを担ってきた農協は、それら集落をどうするのか?をもっと協議した上での合併協議をして貰いたいと思った座談会でした。(家老)