農福連携シンポ

 農福連携推進シンポジウムが新潟市で開催され、パネラーとして参加してきました。150人の方々が参加され、農福連携の理解も多くの方々に浸透してきたといった感じですが、現場での受入はまだまだ不十分な所も多く、実際、福祉関係者の農業への理解、そして農業者の障害者への理解がもっと進まなければならないと思っています。

 また、民間レベルでの連携は、今回のパネラーの発表でもあり具体的に始まっていますが、県や市のレベルはまだまだで、担当の部署である障害者担当と農業担当者との「農福連携」の相互連携がなく、農福連携をしたいと思っても、何処へ相談に行ったら良いか分からないのも現状です。

 今回は農水省の北陸農政局新潟拠点が主催したシンポジウムでしたが、厚労省の関係者の出席がなかったのは大変残念でした。

 農家や農場が障害者の施設外就労の場として、障害者福祉の分野でより具体的な制度の充実を望んでいます。