余り雪の多くない穏やかな元旦を迎えました。
今年長岡は、開府400年、また、あの戊辰戦争(北越戦争)より150年の節目の年を迎え、正に「温故知新」の年です。
しかし現代は、古きを捨て、新しき便利さや手軽さのみを追求しているのではないかと思います。その中で、古き高齢者、ハンディキャップのある障害者や生活困窮者、そして歴史と伝統ある里山集落が、社会の端に追いやられてしまった感は否めません。
平時では「文明や知識」優先の社会でも大丈夫ですが、有事や災害時は「経験や知恵、文化」が物を言います。
文化と文明、知恵と知識が、いい塩梅(あんばい)で共存すれば、もっと平和で幸せな社会になると思います。
文明・知識は都会、文化・知恵は里山。里山が消滅することなしに、うまい具合で「まちとむら」が共存できるよう、今に生きる私たちは、多くのことを古き高齢者や村から学び、それを次世代にバトンタッチしていくことが大切だと思います。
UNEは、今年も様々な事業に挑戦することで、里山集落の活性化に取り組みますので、 みなさんのこれまでと変わらぬ応援よろしくお願いいたします。
是非、またウネハウスにお立ち寄りください!!
2018年 正月 特定非営利活動法人UNE スタッフ、役員一同