留学生

 今日は技大の院に進むメキシコのモントレー工科大学出身のアレマンさんと栃尾の市街からのお客さんがお越しになられました。

 アレマンさんはUNEの居間に掲示していた「雪の地図」を見て、近年めっきり雪の量が減った。メキシコでも近年夏に40度を超す日も多くなった。これらは地球温暖化が引き起こす現象、どうにか温暖化を食い止めることはできないか?と相談されました。

 我々雪の多い一之貝では雪の少ないことは大歓迎、だからといって地球温暖化に賛成する訳ではありません。

 雪国では約3か月間の雪との戦いに四苦八苦、敵:雪が少なければ戦いも楽になり、体にとっても、精神的にもそして財布にとっても、ありがたい現象です。特に高齢化の進む集落にとって、

 当然、住む場所、時間、そして自らの立場によって気象状況は人への幸不幸をもたらします。。

 少雪であれば除雪関係者にとっては大変ですが、一般市民に歓迎されます。

 しかしながら今の地球を未来の世代にバトンタッチする役目を担っている我々現代人にとって、何が大切か?今何をなすべきかをしっかり議論しなかればならないと感じさせられたアレマンさんの問題提起でした。