富士浅間大権現大祭

毎年恒例となりました「富士浅間大権現大祭」が北荷頃で行われました。

北荷頃を含め栃尾地域西谷地区は昔から土砂崩れの多い地域で、山の崩落により、先祖より継承の土地を失い、飢饉をまねき、時には民家に忍び込み食物等を窃食したということから、約500年前に祭神「コノハナサクヤヒメノミコト」を祀り、深く信仰し、富士浅間大権現大祭を行ったことで、田んぼを復旧し従前の状態に戻し、今があると伝えられています。

 曹洞宗 曹源寺の本堂で祝詞奏上の後、村人老若男女を中心とした100人を超える参加者で行列を成し、「コノハナサクヤヒメノミコト」を北荷頃区の東の山の上にある浅間神社社殿までお運びし、社殿にてお参りし、再び曹源寺にお迎えする。

 北荷頃区にとっては1年で一番大きなお祭りとなっています。お盆の帰省で帰って来た人たちも参加し、とても賑やかなお祭りでした。

 この1年も大災害が無いようお願いして来ました。


※「コノハナサクヤヒメノミコト」

 天照大御神の孫の妻、海幸彦、山幸彦の母親で、初代天皇 神武天皇は山幸彦の孫にあたる。