どぶろく特区認定十周年記念感謝のつどい

 UNEは、まだ『どぶろく』製造を始めていませんが、快く「新潟県どぶろく研究会」の仲間に入れていただき、先週、新潟県醸造試験場で開催されたどぶろく研修会に参加させてもらいました。

 そして今日、どぶろく特区認定を受け、日本で最初にどぶろく製造許可をもらわれ上越市牧の佐藤健一さん(どぶろく 越の白峰)、上越市安塚の吉田良一さん(さわのどぶろく)、そして2月に長岡で開催しました「地域おこしファーラム IN ながおか」で基調講演をお願いしました十日町松代の若井明夫さん(どぶろく 蔵元)御3方が主催された「感謝の集い」が直江津のホテルで開催され40名近くの関係者が集まり盛大に開催されました。私もどぶろく研究会の末席(18番目)に加えていただいた縁で「晴れの感謝祭」に臨席させて貰いました。

 どぶろく特区、正式には「構造改革特別区域計画認定」を東頸城郡の町村で貰ったのが平成15年11月28日、翌16年に前述した御3方と岩手の遠野市の御1方の4人が全国初のどぶろく第1号として認定されたとのことです。当初は総理官邸に招かれ小泉首相に飲んで貰ったり、特区担当の金子大臣を訪問したり、そして全国第1号ということで、連日マスコミが押し寄せたりとの大わらわであったとの思い出話の披露がありました。

 あれから既に10年が経ち、現在新潟県のどぶろく醸造者(特区を受けての)は20人を超し、量及び質共全国トップクラスとのことです。UNEも先輩の方々が積み重ねてこられた素晴らしい実績をけがすことのないよう研鑽を積み、しっかりとした「どぶろく」を作りたいと決意を新たにしました。

 来年の初めには、第11回全国どぶろく研究大会の上越市開催が決定し、その時にはUNEのどぶろくも出品できるようにしたいと頑張りたいと思います。(家老)